お薬&健康相談会+水耕栽培による新鮮野菜の朝市(第27回)

毎月第2水曜日午前8時30分からの「お薬&健康相談会+水耕栽培による新鮮野菜の朝市」。本日平成30年9月12日、第27回目を開催しました。

今回は、便秘について悩んでいるとの相談がありました。

便秘でお悩みの方は特に女性に多いようですが、臨床的には3日以内に便通が一度でもあれば、便秘ではないとされているようです。

古くから便秘薬はあまたありますが、現在メインで使われているのは、「酸化マグネシウム」と「「センノシド」です。

「酸化マグネシウム」は、「カマ」や「マグラックス」などとも言われ、名は違えども中身は同じお薬です。

作用機序としては、酸化マグネシウムが腸管の水分を吸収し便を緩くして排便を容易にするというもので、当薬局では一番処方されている便秘薬です。
副作用としては、徐脈性不整脈などのいわゆる高マグネシウム血症が上げられます。ただ、これにつきましては、マグネシウムが主に腎で排泄されるので腎不全患者では禁忌となっており、腎機能が正常な方には起こることはありません。

「センノシド」は、「センナ」や「プルゼニド」などとも言われますが、漢方薬の「大黄甘草湯」に多く含まれています。

作用機序としては、大腸の蠕動運動を活発にして、便の排泄を促すものです。
効果は比較的短期間でクリアカットに認められますが、いわゆる耐性の問題が指摘されており、常時服薬する場合、そのリスクがあります。その意味では、どちらかといえば必要に応じた頓服的な利用が望ましいお薬です。

また、これ以外に最近では腸液分泌を促進する慢性便秘治療薬、アミティーザも処方される回数が増えてきているように感じています。
「酸化マグネシウム」「センノシド」でも効果が不十分な、慢性便秘の方が増えてきているのでしょうか?

その意味では、そもそもの根本的なとことに立ち返れば、便秘になりにくい食生活を考えていくことがより重要です。
例えば、最近TVなどでも紹介され注目されているキウイとか、キノコ類の料理そしてご飯などが、快適な排便をするのに効果的ということがわかっています。

さらに、お知りになりたい方は、恐縮ですが、ともえ町薬局にお越しください(^ ^)